「ポータルサイトには掲載しているけど、自社のホームページからはなかなか問い合わせが来ない…」
不動産会社さんから、そんなお悩みをよく聞きます。実は、ポータルサイトだけに頼っていると、掲載料がかさむ割に自社の強みが伝わりにくいという問題があるんです。
自社HPを上手に活用すれば、ポータルサイトに頼りきりにならず、直接問い合わせを増やすことができます。今回は、不動産会社のHPで物件問い合わせを増やすためのコツを具体的に解説していきますね。
この記事でわかること
- 不動産会社がポータルサイトだけに頼るリスク
- 物件情報ページの効果的な作り方
- 問い合わせにつながるHP設計のポイント
- 不動産HPに効果的なSEO対策
- 成功している不動産HPの共通点
ポータルサイトだけに頼るリスクとは?
SUUMOやHOME’Sなどのポータルサイトは集客力が高い一方で、いくつかのリスクがあります。
掲載料のコスト増加がまず挙げられます。物件数が増えるほど掲載料もかさみ、毎月のコストが大きな負担になりますよね。
他社との差別化が難しいのも大きな問題です。ポータルサイトでは同じフォーマットで表示されるため、自社の強みや特徴が埋もれてしまいがちです。
さらに、お客さんとの接点がポータルサイト経由に限定されるため、自社のファンやリピーターが育ちにくい構造になっています。
自社HPがしっかり機能していれば、ポータルサイトで自社名を知ったお客さんが「この会社、どんな会社だろう?」と検索したときの受け皿になります。その受け皿がなかったり、古い情報のままだったりすると、せっかくの見込み客を逃してしまうんです。
物件情報ページの効果的な作り方
不動産HPの核となるのは、やはり物件情報ページです。ここの作り方で問い合わせ率が大きく変わります。
写真は「量」と「質」の両方が大事
物件を探しているお客さんが最も重視するのは写真です。1物件あたり最低15〜20枚は掲載したいところ。
効果的な写真の撮り方のポイントをご紹介します。
- 広角で部屋全体を撮る:部屋の広さが伝わるように、角から対角線上に撮影する
- 自然光を活かす:晴れた日の午前中〜昼過ぎがベスト
- 生活をイメージできるアングル:キッチンからリビングを見た目線、バルコニーからの眺望など
- 周辺環境も忘れずに:最寄り駅、スーパー、公園なども撮影しておく
スマートフォンでも十分きれいに撮れますが、水平をしっかり取ることとフラッシュを使わないことは必ず意識してくださいね。
物件情報は「探しやすさ」を最優先に
物件情報で大切なのは、お客さんが自分に合った物件をすぐに見つけられること。
必須の検索・絞り込み条件はこちらです。
- エリア(市区町村・沿線)
- 価格帯(賃料・売買価格)
- 間取り
- 駅からの距離
- 築年数
さらに、「ペット可」「駐車場あり」「リノベーション済み」などのこだわり条件での絞り込みができると、お客さんの満足度がぐっと上がります。
物件詳細ページに載せるべき情報
物件の詳細ページには、法定の表示義務項目に加えて、以下の情報を載せると効果的です。
- 周辺施設マップ:Googleマップの埋め込みに加え、徒歩圏内の施設リスト
- 初期費用の概算:敷金・礼金・仲介手数料などの合計目安
- スタッフからのひとことコメント:「日当たり抜群で洗濯物がよく乾きます」など生活目線の情報
- 360度パノラマ写真や動画:実際に内見しているような体験を提供
特にスタッフのコメントは、ポータルサイトとの差別化に非常に効果的です。実際に物件を見たからこそわかる情報は、お客さんにとって貴重な判断材料になりますよ。
問い合わせにつながるHP設計のポイント
せっかく物件情報が充実していても、問い合わせの導線が悪いと成果につながりません。
問い合わせボタンは「常に見える」位置に
物件詳細ページでは、スクロールしても常に問い合わせボタンが表示されるようにしましょう。スマホでは画面下部に固定表示するのが効果的です。
ボタンの文言も工夫してみてください。「お問い合わせ」よりも「この物件について聞いてみる」や「空室状況を確認する」の方が、心理的なハードルが下がります。
電話番号はタップで発信できるように
不動産を探している方は「すぐに聞きたい」というニーズが強いです。スマホでは電話番号をタップするだけで発信できるようにしておきましょう。
営業時間外の場合は「今すぐLINEで質問する」などの代替手段を用意しておくと、機会損失を防げます。
来店予約・内見予約のフォームを簡単に
問い合わせフォームの入力項目は最小限に。名前・連絡先・希望日時の3つがあれば十分です。
入力項目が多いと、途中で離脱してしまうお客さんが増えてしまいます。詳しいヒアリングは予約確認の連絡時にすればOKですよ。
不動産HPに効果的なSEO対策
不動産HPで集客するには、地域名を使ったSEO対策が非常に効果的です。
「地域名+不動産」で上位表示を狙う
不動産を探す人の多くは「○○市 賃貸」「○○駅 マンション 購入」のように地域名で検索します。
対策のポイントは以下の通りです。
- ページタイトルに地域名を含める:「○○市の賃貸マンション一覧|□□不動産」
- h1タグに地域名とサービスを含める:「○○市・△△エリアの賃貸物件をお探しなら」
- 各エリアごとの特集ページを作る:「○○駅周辺の一人暮らし向け物件」など
エリア情報ブログで検索流入を増やす
物件情報だけでなく、エリアに関するブログ記事を書くとSEO効果が高まります。
たとえば、こんな記事が効果的です。
- 「○○市の住みやすさを地元の不動産屋が解説」
- 「○○駅周辺のおすすめスーパー・飲食店まとめ」
- 「○○エリアで子育てするなら知っておきたい学区情報」
- 「○○市の家賃相場【2026年最新版】」
こうした記事は、まだ物件を探し始めていない段階のお客さんにもリーチできます。「このエリアに住みたい」→「この不動産会社に相談しよう」という自然な流れが生まれますよ。
構造化データでリッチリザルトを狙う
不動産の物件情報は、Googleの**構造化データ(schema.org)**に対応させることで、検索結果に物件の写真や価格が表示されることがあります。
技術的な話になるので制作会社に相談するのがベストですが、「構造化データに対応してほしい」と伝えれば対応してもらえるはずです。
成功している不動産HPの共通点
問い合わせの多い不動産HPには、いくつかの共通点があります。
スタッフ紹介が充実していることがまず挙げられます。不動産は高額な取引なので、「誰が対応してくれるのか」が気になるもの。スタッフの顔写真、資格、得意エリア、趣味などを載せることで安心感が生まれます。
お客様の声・成約事例があるのも大きなポイントです。「○○様・3LDK購入」「△△様・ワンルーム賃貸」など、具体的な成約事例を(許可を得て)紹介すると、信頼感が格段にアップします。
コラムやブログを定期更新していることも共通しています。不動産に関するお役立ち情報を定期的に発信することで、「この会社は知識が豊富で信頼できる」と感じてもらえます。
レスポンスの速さをアピールしている不動産HPも成功しています。「お問い合わせから1時間以内にご連絡します」など、具体的な対応速度を明記することで、問い合わせへの心理的ハードルが下がります。
まとめ
不動産会社のHPで物件問い合わせを増やすためのポイントをまとめると、以下のようになります。
- 物件写真は量と質の両方を確保し、生活がイメージできるように撮影する
- 物件情報は探しやすさを最優先に、検索・絞り込み機能を充実させる
- 問い合わせ導線を最適化し、ボタンは常に見える位置に配置する
- 地域名を使ったSEO対策とエリア情報ブログで検索流入を増やす
- スタッフ紹介とお客様の声で信頼感を醸成する
ポータルサイトに頼りきりの集客から一歩踏み出して、自社HPを「問い合わせが来るHP」に育てていきましょう。
よくある質問
Q. ポータルサイトと自社HP、どちらを優先すべきですか?
両方を役割分担させるのが理想です。ポータルサイトで広く認知を取り、自社HPで自社の強みと信頼感を伝えて問い合わせにつなげる、という流れをつくりましょう。
Q. 不動産HPのSEOで最初にやるべきことは何ですか?
「地域名+賃貸/購入」などのキーワードを、ページタイトルと見出しに含めることです。エリア情報のブログ記事を増やすと、検索流入がさらに伸びます。
Q. 物件写真は何枚くらい載せるべきですか?
1物件あたり最低15〜20枚が目安です。広角で部屋全体を撮り、自然光を活かすと物件の魅力が伝わりやすくなります。
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