「ホームページのバックアップ?そんなの取ってないけど…」という方、実はかなり多いんです。でも、これってとても危険な状態なんですよね。
ある日突然、ホームページのデータが全部消えてしまったら…。想像しただけでゾッとしませんか?実際にそういうトラブルは珍しくありません。
この記事では、HPのバックアップがなぜ必要なのか、そして初心者でも簡単にできるバックアップの方法をわかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- バックアップを取らないとどうなるのか
- バックアップすべきデータの種類
- 初心者でもできる具体的なバックアップ方法
- バックアップの頻度とおすすめのタイミング
- 万が一のときの復元手順
バックアップを取らないとどんなリスクがある?
「うちのホームページ、何年も問題なく動いてるから大丈夫でしょ」と思っていませんか?実はホームページのデータが失われるリスクは、意外と身近にあるんです。
サーバー障害やハードウェアの故障
レンタルサーバーも機械ですから、故障することがあります。サーバー会社側でもバックアップを取っていることが多いですが、すべてのデータが完全に復元される保証はありません。
過去には大手レンタルサーバーでデータ消失事故が起きた事例もあります。サーバー会社任せにせず、自分でもバックアップを取っておくことが大切です。
不正アクセスやウイルス感染
WordPressなどのCMSは世界中で使われている分、ハッカーに狙われやすいという側面もあります。不正アクセスされてデータを改ざんされたり、ウイルスを仕込まれたりするケースは後を絶ちません。
バックアップがあれば、被害を受ける前の状態に戻すことができます。
自分のミスによるデータ消失
意外と多いのが、自分自身の操作ミスです。「間違えてページを削除してしまった」「テーマファイルを編集したら画面が真っ白になった」など、ヒューマンエラーは誰にでも起こり得ます。
バックアップさえあれば、こうしたミスもすぐにリカバリーできるんです。
プラグインやアップデートのトラブル
WordPressの場合、プラグインの更新やWordPress本体のアップデート後に不具合が発生することがあります。「更新したら表示が崩れた」「管理画面にログインできなくなった」というトラブルは珍しくありません。
アップデート前にバックアップを取っておけば、問題が起きてもすぐに元の状態に戻せます。
バックアップすべきデータは何?
ホームページのバックアップと一口に言っても、保存すべきデータにはいくつかの種類があります。
ファイルデータ
HTML・CSS・JavaScriptなどのファイル、画像や動画などのメディアファイル、WordPressの場合はテーマファイルやプラグインファイルも含まれます。これらがホームページの「見た目」や「動き」を構成しています。
データベース
WordPressなどのCMSを使っている場合、記事の本文やページの内容、設定情報はデータベースに保存されています。ファイルだけバックアップしてもデータベースが失われると、記事やページの内容はすべて消えてしまいます。
設定ファイル
サーバーの設定ファイル(.htaccessなど)やWordPressの設定ファイル(wp-config.php)も重要です。これらが失われると、サイトの動作に影響が出ます。
ポイントは「ファイルデータ」と「データベース」の両方をセットでバックアップすることです。どちらか片方だけでは、完全な復元はできません。
初心者でもできるバックアップ方法4選
「バックアップって難しそう…」と思うかもしれませんが、実は初心者でも簡単にできる方法がいくつもあります。
1. レンタルサーバーの自動バックアップ機能を使う
最近のレンタルサーバーには、自動バックアップ機能が標準で付いているものが多いです。
- エックスサーバー: 過去14日分を自動バックアップ(無料で復元可能)
- ConoHa WING: 過去14日分を自動バックアップ(無料)
- ロリポップ: 有料オプションで自動バックアップ
まずはお使いのサーバーにバックアップ機能があるか確認してみましょう。ただし、サーバーのバックアップだけに頼るのは危険なので、別の方法と組み合わせるのがおすすめです。
2. WordPressプラグインを使う
WordPressをお使いの方には、バックアッププラグインが便利です。
**UpdraftPlus(アップドラフトプラス)**が特におすすめです。無料版でも十分な機能があり、操作も簡単。Googleドライブやドロップボックスなど、クラウドストレージに自動でバックアップを保存できます。
設定手順はこちらです。
- WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」
- 「UpdraftPlus」を検索してインストール・有効化
- 「設定」→「UpdraftPlus Backups」を開く
- バックアップのスケジュール(週1回など)を設定
- 保存先(Googleドライブなど)を設定
- 「今すぐバックアップ」で初回バックアップを実行
これだけで定期的な自動バックアップが始まります。
3. FTPソフトで手動ダウンロード
FTPソフト(FileZillaなど)を使って、サーバー上のファイルを自分のパソコンにダウンロードする方法もあります。少し手間はかかりますが、確実にファイルを手元に保管できます。
ただし、この方法ではデータベースのバックアップは別途行う必要があります。データベースはphpMyAdminなどからエクスポートします。
4. クラウドストレージに保存する
バックアップしたデータは、パソコン本体だけでなくクラウドにも保存しておきましょう。パソコンが壊れたら、手元のバックアップも失われてしまいます。
Googleドライブ、Dropbox、OneDriveなど、無料で使えるクラウドストレージを活用すれば安心です。
バックアップの頻度はどれくらいが適切?
バックアップの頻度は、ホームページの更新頻度に合わせて決めるのが基本です。
更新頻度が高い場合(毎日〜週数回更新)
ブログを頻繁に更新している場合やECサイトの場合は、毎日の自動バックアップがおすすめです。
更新頻度が低い場合(月数回程度)
月に数回の更新であれば、週1回のバックアップで十分でしょう。
ほとんど更新しない場合
更新頻度が低くても、最低でも月1回はバックアップを取りましょう。サーバー障害や不正アクセスはいつ起きるかわかりません。
特にバックアップを取るべきタイミング
定期的なバックアップに加えて、以下のタイミングでは必ずバックアップを取ってください。
- WordPressやプラグインのアップデート前
- テーマファイルやCSSを編集する前
- 大量のページを追加・変更する前
- サーバーの移行前
「何か変更を加える前にはバックアップ」を習慣にしましょう。
万が一のときの復元方法
バックアップを取っていても、復元できなければ意味がありません。いざというときに慌てないよう、復元方法も知っておきましょう。
レンタルサーバーの復元機能を使う
サーバーの自動バックアップからの復元は、管理画面から数クリックでできることが多いです。具体的な手順はサーバー会社のマニュアルを確認してください。
プラグインでの復元
UpdraftPlusなどのプラグインで取ったバックアップは、同じプラグインから簡単に復元できます。「復元」ボタンをクリックして、復元したいバックアップデータを選ぶだけです。
大切なのは「復元テスト」
バックアップを取るだけで安心していませんか?実際に復元できるか、一度テストしておくことが大切です。テスト環境(ローカル環境やステージング環境)で復元を試してみましょう。
本番環境でいきなり復元するのは危険なので、できればテスト環境で確認してから本番に適用するのが安全です。
まとめ
ホームページのバックアップは、保険と同じです。何も起きなければ使うことはありませんが、万が一のときに「取っておいてよかった」と心から思えるものです。
今回のポイントをまとめると、ファイルとデータベースの両方をバックアップすること、サーバーの自動バックアップ+プラグインなど複数の方法で二重に保護すること、更新頻度に合わせて定期的にバックアップを取ること、そしてクラウドストレージにも保存して安全性を高めることが大切です。
「今まで一度もバックアップを取ったことがない」という方は、今日この記事を読んだこの瞬間がバックアップを始める最高のタイミングです。
まずはお使いのレンタルサーバーのバックアップ機能を確認するところから始めてみましょう。たった数分の作業で、大切なホームページを守ることができますよ。
Sane Designでは、ホームページ制作だけでなく公開後のバックアップ体制や運用サポートもご相談いただけます。「バックアップの設定が不安…」という方は、お気軽にお問い合わせください。