建築・法定点検/定期報告 2026 LPWeb

建築基準法12条 定期報告

クライアント 横浜建設防火検査
業種 建築・法定点検/定期報告
制作年 2026
担当 Design & Development

制作期間:6日

特定行政庁から届く「建築基準法12条 定期報告」の通知に、何をすればいいか分からず戸惑う建物オーナー・管理者に向けたサービスLP。特定建築物定期調査・建築設備定期検査・防火設備定期検査という専門的で分かりにくいテーマを、「通知、届いていませんか?」という一言から自分ごと化させる、課題喚起型の構成で設計したプロジェクトです。

コンセプト

「建築基準法12条の定期報告」は、対象建物の所有者・管理者に義務づけられた法定点検でありながら、当事者にとっては馴染みが薄く、通知が届いて初めて存在を知るケースも少なくありません。そこでLPのテーマを「専門知識ゼロでも、通知が来た理由と次の一歩がわかる」に定めました。ファーストビューで「特定行政庁から定期報告の通知、届いていませんか?」と問いかけ、読者が抱える「これは何?」「放っておいて大丈夫?」という不安を冒頭で受け止めます。そこから3種類の検査(特定建築物定期調査・建築設備定期検査・防火設備定期検査)の対象と役割を整理し、相談から対象確認・点検・報告書提出までまるごと任せられる、という安心感へ一続きに導く設計にしました。

デザインで意識した点

配色は信頼感のあるネイビーを基調に、要点となる「定期報告」「100万円以下の罰金」といったキーワードだけをイエローのマーカーで強調し、長い法律系の文章でも視線が要所に留まるようにしました。ヒーローには実際の建物点検シーンの写真を用い、BtoB/法令テーマの硬さを保ちつつ現場のリアリティを演出。3種の検査は番号付きカードで「対象」と「点検を怠るとどうなるか」を対にして提示し、専門用語を知らない読者でもリスクを直感的に理解できる構成にしています。さらに「マンガで分かる|定期報告の通知が届いた、ある建物オーナーの話」というストーリー漫画を挟むことで、堅くなりがちなテーマに感情移入の入口を用意しました。

気をつけた箇所

最も注力したのは、「難しそう・面倒そう」で離脱されないための心理的ハードルの低減です。専門的な検査区分を正確に伝えつつも、まず「通知が来た=あなたが対象かもしれない」という一点に絞って自分ごと化させ、そこから初めて詳細へ進ませる情報の順序を徹底しました。点検を怠った場合の具体的なリスク(外壁タイルの落下事故、避難経路が塞がる、防火設備が作動しない等)と、報告義務違反で100万円以下の罰金が科される可能性を明示することで、先送りを防ぐ動機づけを設計。「まずは無料で相談する」「電話で相談する」の2つの導線を上部固定バーとして常時表示し、スマホ流入を想定したモバイルファーストで、縦に長いLPでも読み疲れないセクションのリズムと余白を丁寧に調整して仕上げています。

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