Pinterest、ビジネスに使えるって知っていましたか?
「SNS集客といえばInstagramかX(旧Twitter)でしょ?」
そう思っている方がほとんどではないでしょうか。実は今、ビジネスの集客チャネルとしてじわじわと注目を集めているのが**Pinterest(ピンタレスト)**なんです。
Pinterestは「画像を保存(ピン)して、アイデアを集めるプラットフォーム」です。料理のレシピ、インテリアのアイデア、ファッションコーディネート…ユーザーは「将来やりたいこと」を探しに来ています。
つまり、他のSNSとは利用者の心理がまったく違うんです。この違いこそが、ビジネスに活用できるPinterestの大きな強みなんですよ。
この記事でわかること
- Pinterestが他のSNSと違う3つのポイント
- ビジネスアカウントの始め方
- 効果的なピンの作り方とSEO対策
- Pinterestと相性の良い業種
Pinterestが他のSNSと違う3つのポイント
まずは、なぜPinterestがビジネスに向いているのか、他のSNSとの違いから見ていきましょう。
ポイント①:ユーザーが「購買意欲の高い状態」で使っている
InstagramやXでは、ユーザーは「友達の投稿を見る」「トレンドをチェックする」など、コミュニケーションや情報収集が主な目的ですよね。
一方、Pinterestのユーザーは「これからやりたいことのアイデアを探している」状態です。
- 「新しいキッチンのデザインを考えたい」
- 「結婚式のテーブルコーディネートを決めたい」
- 「次の休みの旅行先を探したい」
こうした「未来の行動に向けた検索」をしているユーザーは、具体的な商品やサービスの購入につながりやすいんです。Pinterestの公式データによると、ユーザーの約80%が購買の意思決定にPinterestを活用しているとも言われています。
ポイント②:投稿の寿命が圧倒的に長い
InstagramやXの投稿は、数時間から数日で流れてしまいますよね。でもPinterestは違います。
ピン(投稿)は検索結果に表示され続けるため、数ヶ月から数年にわたってアクセスを集め続けることができるんです。
これは、PinterestがSNSというよりも「ビジュアル検索エンジン」としての性質を持っているからです。Googleの画像検索のように、ユーザーがキーワードで検索して画像を見つける仕組みなので、一度投稿すれば長期間にわたって露出が続きます。
つまり、投稿すればするほどコンテンツが資産として蓄積されていくということです。これはブログやホームページと同じ考え方ですね。
ポイント③:外部サイトへの誘導力が強い
Instagramではプロフィール以外にリンクを貼りにくいですが、Pinterestではすべてのピンにリンクを設定できます。
つまり、ピンから直接あなたのホームページやECサイト、ブログ記事に誘導できるんです。
これは集客という観点ではものすごく大きなメリットです。きれいな画像を見て「いいな」と思ったユーザーが、ワンクリックであなたのサイトに来てくれる。この導線の短さがPinterestの魅力です。
Pinterestビジネスアカウントの始め方
では実際にPinterestをビジネスで始める手順を紹介します。
ステップ①:ビジネスアカウントを作成する
Pinterestには個人アカウントとビジネスアカウントの2種類があります。ビジネスで使うなら必ずビジネスアカウントを選びましょう。
ビジネスアカウントでは以下の機能が使えます。
- アナリティクス機能:ピンの表示回数やクリック数を確認できる
- 広告機能:Pinterest広告を出稿できる
- リッチピン:商品価格や在庫情報を自動表示できる
- ウェブサイト認証:自サイトとの連携を証明できる
既存の個人アカウントをビジネスアカウントに切り替えることもできるので、すでにアカウントがある方も安心です。
ステップ②:プロフィールを最適化する
ビジネスアカウントのプロフィールは、以下のポイントを押さえましょう。
- ユーザーネーム:ビジネス名を入れる(検索されやすくなる)
- プロフィール画像:ロゴか、顔が見える写真を設定
- 自己紹介文:何をしているビジネスかを端的に伝え、キーワードを含める
- ウェブサイトURL:ホームページのURLを登録して認証する
ステップ③:ボード(カテゴリ)を作成する
Pinterestでは「ボード」というカテゴリにピンを整理します。ビジネスに関連するテーマでボードを作りましょう。
たとえば美容サロンなら次のようなボードが考えられます。
- 「ヘアスタイルカタログ」
- 「カラーデザイン」
- 「ヘアケアのコツ」
- 「サロンの雰囲気」
ボード名にはユーザーが検索しそうなキーワードを入れるのがポイントです。
効果的なピンの作り方と Pinterest SEO
ピンを投稿するだけでは十分な効果は出ません。検索されやすく、クリックされやすいピンを作るためのコツを紹介します。
縦長画像で目立つ
Pinterestのフィード(タイムライン)は縦にスクロールするデザインです。そのため、**縦長の画像(2:3の比率、1000×1500pxが推奨)**が最も目立ちやすくなります。
Instagramで使っている正方形の画像をそのまま流用するのではなく、Pinterest用に縦長の画像を作成しましょう。
テキストオーバーレイで内容を伝える
画像の上にテキスト(文字)を重ねた「テキストオーバーレイ」のピンは、クリック率が高い傾向があります。
何の画像なのか、クリックするとどんな情報が得られるのかを、テキストで端的に伝えましょう。
たとえば料理教室なら、きれいな料理の写真の上に「初心者でも失敗しない パスタの茹で方3つのコツ」というテキストを入れるイメージです。
Pinterest SEOのキモはキーワード
Pinterestは検索エンジンです。だからSEO対策が効きます。
キーワードを入れるべき場所は以下のとおりです。
- ピンのタイトル:検索されやすいキーワードを含める
- ピンの説明文:具体的な説明とキーワードを自然に盛り込む
- ボード名:カテゴリ名にキーワードを入れる
- ボードの説明文:そのボードの内容をキーワード入りで説明
「ターゲットのお客さんがどんな言葉で検索するか」を意識して、キーワードを設定していきましょう。
定期的な投稿で存在感を保つ
Pinterestのアルゴリズムは、定期的に投稿しているアカウントを優遇する傾向があります。
理想的な投稿頻度は1日に3〜5ピン程度。多く感じるかもしれませんが、すでにある写真やブログ記事の画像を活用すれば、意外と無理なく続けられますよ。
同じ内容でもデザインを変えて複数パターン投稿するのも効果的です。
Pinterestと相性の良い業種
Pinterestはビジュアルが重要なプラットフォームなので、特に相性の良い業種があります。
とても相性が良い業種
- インテリア・住宅関連:部屋のコーディネートやリフォームのアイデア
- ファッション・美容:コーディネート提案やヘアスタイルカタログ
- 飲食・料理教室:レシピや盛り付けのアイデア
- ブライダル・イベント:結婚式やパーティーのアイデア
- ハンドメイド・クラフト:作品紹介やDIYアイデア
工夫次第で活用できる業種
- 士業・コンサルタント:図解やインフォグラフィックで専門知識を視覚化
- 教育・スクール:学習コンテンツやティップスの視覚化
- IT・Web制作:デザインのビフォーアフターやUI/UXの参考例
文字情報が中心の業種でも、情報をビジュアル化してインフォグラフィックにすることで、Pinterestで十分に戦えます。
PinterestとホームページやSNSとの連携
Pinterestは他のチャネルと組み合わせることで、さらに効果を発揮します。
ブログ記事との連携
ブログ記事のアイキャッチ画像を縦長にリデザインしてPinterestに投稿し、記事へのリンクを設定する。これだけで、ブログへの流入経路が一つ増えます。
過去の記事も含めてピン化すれば、眠っていたコンテンツが再び活躍してくれますよ。
ECサイトとの連携
商品を販売している場合は「リッチピン」の設定がおすすめです。ピンに商品価格や在庫状況が自動的に表示されるようになり、購買につながりやすくなります。
Instagramとの使い分け
InstagramとPinterestは似ているようで役割が違います。
- Instagram:今のブランドの雰囲気やストーリーを伝える(ファン育成)
- Pinterest:検索経由で新規ユーザーを集める(新規集客)
両方を併用することで、新規集客からファン化までの流れを作ることができます。
まとめ
Pinterestは、まだ多くのビジネスが活用しきれていない「穴場」のSNS集客チャネルです。
特に以下のような特徴が、ビジネス活用に向いています。
- 購買意欲の高いユーザーが集まっている
- 投稿が長期間にわたって効果を発揮する
- ホームページへの直接的な誘導ができる
- SEO的な考え方で運用できる
まずはビジネスアカウントを作成して、既存のコンテンツ(ブログ記事の画像、商品写真など)をピンとして投稿するところから始めてみてはいかがでしょうか。
「Pinterestを含めたSNS集客の戦略を相談したい」「ホームページとSNSの連携を強化したい」という方は、Sane Designまでお気軽にご相談ください。