「ホームページのアクセス数が月に500くらいなんですけど、これって多いんですか?少ないんですか?」
こんなご質問をいただくことがよくあります。アクセス数って、比較対象がないと多いのか少ないのか判断しにくいですよね。
結論から言うと、アクセス数の「合格ライン」は業種やビジネスの規模によって大きく異なります。月100アクセスでも十分な成果を出しているHPもあれば、月10,000アクセスあっても問い合わせがゼロ、というHPもあるんです。
この記事では、業種別のアクセス数の目安と、アクセスを増やすために今日からできることをお伝えします。
この記事でわかること
- HPのアクセス数とは何を指すのか
- 業種別のアクセス数の目安
- アクセス数よりも大切な指標
- アクセスを増やすための具体的な方法5つ
- アクセス数を正しく計測する方法
そもそも「アクセス数」って何?
HPのアクセス数には、実はいくつかの種類があります。混同しやすいので、まず整理しておきましょう。
PV(ページビュー)
ページが表示された回数です。1人の人が3ページ見たら、PVは3になります。HPのボリューム感を知るのに便利な指標です。
セッション数(訪問数)
HPに訪問した回数です。1人が朝と夜に1回ずつ訪問したら、セッション数は2になります。一般的に「アクセス数」と言うときは、このセッション数を指すことが多いです。
UU(ユニークユーザー)
実際にHPを訪問した「人数」です。同じ人が何回訪問しても、UUは1のままです。実際にどれくらいの人にリーチしているかがわかります。
業種別アクセス数の目安
あくまで目安ですが、個人事業主や中小企業のHPにおける月間セッション数の基準をお伝えしますね。
地域密着型ビジネス(美容室・整体院・飲食店など)
- 立ち上げ期(〜半年): 月100〜500セッション
- 成長期(半年〜2年): 月500〜2,000セッション
- 安定期(2年以降): 月2,000〜5,000セッション
地域密着型のビジネスは、商圏が限られるため、アクセス数そのものはそこまで多くなくても大丈夫です。月500セッションでも、そこから毎月5〜10件の問い合わせが来れば十分ですよね。
全国対応のサービス業(コンサルティング・Webサービスなど)
- 立ち上げ期(〜半年): 月300〜1,000セッション
- 成長期(半年〜2年): 月1,000〜5,000セッション
- 安定期(2年以降): 月5,000〜20,000セッション
全国を対象にする場合は、ある程度のアクセス数が必要になります。ただし、ニッチな専門分野であれば、少ないアクセスでも濃い見込み客が集まるので、数字だけにとらわれなくてOKです。
ECサイト(ネットショップ)
- 立ち上げ期(〜半年): 月500〜2,000セッション
- 成長期(半年〜2年): 月2,000〜10,000セッション
- 安定期(2年以降): 月10,000〜50,000セッション
ECサイトは購入というゴールまでの確率(コンバージョン率)が1〜3%程度なので、売上を作るにはある程度のアクセス数が必要になります。
アクセス数よりも大切な「コンバージョン率」
ここで大切なことをお伝えしますね。
アクセス数だけを追いかけるのは、実はあまり意味がありません。
なぜなら、HPの目的は「たくさんの人に見てもらうこと」ではなく、「お問い合わせや購入につなげること」だからです。
例えば、こんな2つのHPがあったとします。
- HP-A: 月間10,000アクセス → 問い合わせ2件(コンバージョン率0.02%)
- HP-B: 月間1,000アクセス → 問い合わせ10件(コンバージョン率1.0%)
どちらのHPが優秀でしょうか?もちろんHP-Bですよね。
つまり、大切なのは**「アクセス数 × コンバージョン率 = 成果」**という公式です。アクセス数を増やすのも大切ですが、コンバージョン率を改善するほうが、効率よく成果を上げられることも多いんです。
コンバージョン率の目安
一般的なHPのコンバージョン率の目安は以下の通りです。
- お問い合わせフォーム: 1〜3%
- 資料請求: 2〜5%
- ECサイトの購入: 1〜3%
- 無料相談の申込み: 2〜5%
もしあなたのHPのコンバージョン率がこれより低い場合は、アクセス数を増やす前にHPの内容やデザインを改善するほうが効果的かもしれません。
アクセスを増やすためにやるべき5つのこと
ここからは、HPのアクセス数を増やすための具体的な方法をご紹介します。
1. ブログ記事を定期的に更新する
HPのアクセスを増やすもっとも確実な方法は、ブログ記事の定期的な更新です。
お客さんが検索しそうなキーワードに合わせた記事を月に2〜4本書いていくと、半年後にはアクセス数が大きく伸びてくるはずです。
大切なのは「自分が書きたいこと」ではなく、「お客さんが知りたいこと」を書くこと。お客さんからよく聞かれる質問をそのまま記事にするのがおすすめですよ。
2. Googleビジネスプロフィールに登録する
地域密着型のビジネスなら、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)への登録は必須です。
Googleマップでの表示やGoogle検索での露出が増え、HPへの流入も期待できます。登録は無料なので、まだの方はぜひやっておきましょう。
3. SNSからHPに誘導する
Instagram、X(旧Twitter)、FacebookなどのSNSから、HPへの導線を作りましょう。
SNSの投稿で興味を持ってくれた人を、HPの詳しい情報ページに誘導する流れを作ると、質の高いアクセスが増えます。プロフィールのリンクにHPのURLを必ず入れておきましょう。
4. タイトルタグとメタディスクリプションを最適化する
検索結果に表示されるタイトルと説明文を最適化するだけで、クリック率が大きく変わります。
お客さんが思わずクリックしたくなるような、具体的でメリットが伝わるタイトルを付けてみましょう。
5. 既存の記事をリライトする
新しい記事を書くだけでなく、過去に書いた記事を見直して更新することも効果的です。
情報が古くなっていないか、もっとわかりやすく書き直せないか、関連する情報を追加できないか。リライトによって検索順位が上がることも多いです。
アクセス数を正しく計測するには
アクセス数を正しく把握するためには、**Google Analytics(グーグルアナリティクス)**の導入が必須です。
無料で使えるGoogleのツールで、HPのアクセス数、訪問者の属性、どのページが人気か、どこからアクセスが来ているかなど、さまざまなデータを確認できます。
まだ導入していない方は、HPを作ったらまず最初にGoogle Analyticsを設定しておきましょう。データがないと改善のしようがありませんからね。
まとめ
HPのアクセス数に絶対的な「合格ライン」はありません。大切なのは、自分のビジネスにとって必要なアクセス数を把握し、それを達成するための行動を続けることです。
ポイントを整理すると、アクセス数の目安は業種によって大きく異なります。アクセス数だけでなくコンバージョン率とセットで考えましょう。ブログ更新・Googleビジネスプロフィール・SNS活用が王道の増加策です。そして改善にはGoogle Analyticsでの計測が必須です。
「うちのHPのアクセス数、これで大丈夫かな?」と気になる方は、お気軽にSane Designにご相談ください。HPの現状診断と改善のアドバイスをさせていただきます。